SYMPTOM GUIDE

吐く・下痢をする

吐く・下痢をするときの受診の目安と、ご家庭でのケアをご案内します。

こんな症状のときに

嘔吐や下痢では、水分が不足しやすくなります。回数や色とあわせて、元気、飲水、尿の量を確認してください。胃腸炎以外の原因もあります。

赤|緊急

【赤】すぐに受診・救急へ

反応が鈍い、ぐったりして飲めない場合は急いで受診し、意識や呼吸がおかしいときは119番へ。緑色の嘔吐、血を吐く、強い腹痛、血便がある場合も夜間でも早めに受診してください。

【黄】診療時間内に受診してください

嘔吐・下痢を繰り返す、飲める量や尿が減る、発熱が続く場合は相談してください。乳児は早めに相談しましょう。

【緑】おうちで様子を見てよい目安(悪化したら受診)

少量ずつ水分をとれ、尿が出ていて、機嫌や反応が保たれている場合。症状が増える場合は受診してください。

おうちでのケア

飲める状態なら経口補水液などを少量ずつ、こまめに与えます。母乳は続け、ミルクを自己判断で薄めないでください。食事は食べられる範囲で。下痢止めは自己判断で使わず相談を。便や吐物の処理後は石けんと流水で手洗いをします。

受診のときに伝えてほしいこと

嘔吐・便の回数や色、腹痛、最後に尿が出た時刻、飲めた量、発熱、食べたものや周囲の流行。

関連する病気

迷ったときは受診してください。夜間の急な症状の相談は、大阪府小児救急電話相談(#8000/毎日19時〜翌朝8時)をご利用ください。明らかに緊急の場合は119番へ。

#8000につながらない場合は06-6765-3650をご利用ください。夜間の急な症状向けの相談窓口であり、慢性的な育児相談には対応していません。

大阪府の小児救急電話相談の案内を見る ↗

緊急時は通常のWEB予約を待たずに、救急サービス・医療機関へご相談ください。

詳しい説明

下痢

便の回数や状態とともに、嘔吐、水分のとれ方、おしっこの様子を確認します。いつもと違う便が出た場合は、写真などで状態を記録しておくと診察に役立ちます。

便の状態と受診時の情報

子どもの病気の中でもかぜの次に多いのが下痢です。

下痢の場合は、便の状態をよく観察しておいてください。少し柔らかい程度の下痢か、水のように流れるほどなのか、血液や粘液は混じっていないか、腐敗したような臭いはないか、白っぽくないかなどを確かめましょう。

血便、粘血便(粘液の混じった血便)、白色便、食物が全く消化されていない便などであれば、それを医師に見せてください。また、機嫌はどうか、ぐったりしていないか、嘔吐はないかなどもよく観察しておいてください。

受診時に記録しておきたいこと

便の回数や色、水分をどのくらい飲めたか、最後におしっこが出た時刻を、分かる範囲で記録してください。嘔吐もある場合は、嘔吐の水分のとり方もご確認ください。

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こどもフロアの診察室
こどもフロアの診察室

嘔吐

吐いた回数や内容、最後におしっこが出た時間をお聞かせください。年齢や一緒に出ている症状によって、確認することが異なります。

原因と注意したい症状

嘔吐はさまざまな原因で起こります。胃腸炎が多い一方、強い腹痛や意識の変化を伴う場合などは別の病気の確認が必要です。

新生児期から生後2−3か月ごろまでは溢乳(いつにゅう)と言って、飲んだ母乳やミルクを垂れるように嘔吐することがあり、しっかり体重が増えていれば特に問題はありません。乳児期以降で最も多い嘔吐の原因はウイルス性胃腸炎(胃腸かぜ)になります。ノロウイルスやロタウイルスが有名ですが、それ以外にも胃腸炎を起こすウイルスはたくさんあります。

水分のとり方は、下のご案内をご確認ください。受診の際には吐いた回数やおしっこの出た時間(おむつを替えた時間)などを記録しておいていただけると、脱水を評価する上でとても有用な情報になります。吐き気止めの座薬は実はそこまで効果があるわけではなく、日にち薬になることが多いのですが、点滴が必要かどうかを判断するために診せていただけると安心です。

水分をとれない、ぐったりしている場合は受診して状態を確認してください。また、嘔吐と共に顔色不良となりぐったりする、火がついたように激しく泣く、血便等が見られる時は「腸重積症」という怖い病気の可能性があります。

「腸重積症」は生後3か月から2歳未満のお子さんにみられることがあり、腸が腸の中にどんどん入り込んでいってしまい、病院での緊急処置が必要になることがあります。

水分のとり方

吐いた直後や吐き気が強いときは、いったん飲食を控え、落ち着いてから経口補水液をスプーンなどで少量ずつ与えてください。吐かずに飲めそうなら少しずつ量を増やし、再び吐く場合はいったん飲ませるのをやめてください。

参考:神戸こども初期急病センター おう吐・下痢 ↗

受診時に記録しておきたいこと

吐いた回数と時刻、便の回数や色、水分をどのくらい飲めたか、最後におしっこが出た時刻を、分かる範囲で記録してください。状態の写真も診察の参考になります。

水分を飲ませると、また吐いてしまいます

少量ずつ試しても繰り返し吐く、水分がとれない、元気がないときは、受診して状態を確認してください。顔色不良や血便などについては上の詳しいご案内もご覧ください。

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参考にした資料

以下の資料を参考に作成した一般的な案内です。資料元が当院サイトを監修・承認したものではありません。