アレルギー・皮膚の病名案内
食後のじんましん、咳、嘔吐などで気づくことがあります。正しい診断のもと、必要最小限の除去と緊急時の備えを考えます。
食物アレルギー


どんな病気?
食物に対する免疫反応によって、皮膚、呼吸器、消化器などに症状が出る病気です。食べて比較的すぐに症状が出るタイプのほか、時間をおいて主に嘔吐などが出るタイプもあります。症状の出方や原因食品は年齢によっても異なります。
診断で大切な情報
何を、どのくらい、どのように調理して食べたか、何分・何時間後にどんな症状が出たかを確認します。食品の表示や症状の写真も役立ちます。血液検査で陽性でも、食べると必ず症状が出るとは限りません。必要に応じて、対応できる医療機関で食物経口負荷試験を行い、安全に食べられる範囲を判断します。
治療と食生活
基本は正しい診断に基づく必要最小限の除去です。食べられる食品まで広く除くと、栄養や成長、生活の負担につながります。一方、医師から除去を指示された食品を、家庭で自己判断して試すことは危険です。食べる量を増やす治療と、診断のための負荷試験は異なります。成長や栄養を確認しながら、定期的に方針を見直します。
緊急時の対応
食後に息苦しさ、声のかすれ、強い咳、ぐったり、繰り返す強い嘔吐などがある場合は、重いアレルギー反応の可能性があります。皮膚症状がなくても起こります。アドレナリン自己注射薬を処方されている場合は、事前に指示された方法で速やかに使用し、119番へ連絡してください。立たせたり歩かせたりせず、救急隊の指示に従います。
園・学校と共有すること
原因食品、食べられる範囲、誤食時の対応、薬の保管場所を共有します。商品は同じ名前でも原材料が変わることがあるため、毎回表示を確認しましょう。給食や行事の前には、診療情報に基づく対応を相談してください。
通園・通学の目安と配慮
食物アレルギー自体を理由に登園・登校を制限する必要は通常ありません。医師の指示に基づく給食対応、誤食時の連絡・緊急薬の使い方を共有します。強い反応が起きた後の復帰は回復状況を確認して判断します。
登園・登校の目安一覧を見る →参考情報
情報確認日:2026年10月8日