けいれん・睡眠の病名案内
脳の神経活動に由来する発作を起こす病気です。全身のけいれんだけでなく、短く反応が止まる発作などもあります。
てんかん
どんな病気?
脳の神経細胞の活動が一時的に乱れ、さまざまな発作を起こす病気です。全身が硬くなる、手足がガクガクするほか、一点を見つめて反応しなくなる、体の一部だけが動くなど、発作の形はさまざまです。一度のけいれんや、ぼんやりする様子だけでてんかんと決まるわけではありません。
診断のために大切な情報
発作前後の状況、持続時間、左右差、呼びかけへの反応、発熱の有無を確認します。安全確保を優先したうえで撮影できた動画は、診断の助けになります。脳波検査や画像検査などを症状に応じて組み合わせ、発作の種類と原因を評価します。必要な専門検査については適切な医療機関での評価を検討します。
治療と普段の生活
発作の型に合った薬を選び、効果と副作用、発達や学校生活への影響を確認します。発作がなくても薬を急にやめると再発することがあるため、減量や中止は必ず主治医と相談してください。睡眠不足を避け、服薬と発作の記録を続けます。入浴や水泳などは、一人にしない工夫と個別の安全計画が大切です。
発作が起きたら
危険物を遠ざけ、頭を守り、可能なら横向きにして時間を測ります。体を強く押さえず、口に物や指を入れず、意識が戻るまでは飲み物を与えません。個別に救急薬と対応計画がある場合は、それに従ってください。
救急の目安
けいれんが5分以上続く、繰り返して意識が戻らない、呼吸や顔色が悪い場合は119番へ。初めての発作や、普段と違う発作も速やかに診察を受けます。乳児で一瞬体を折り曲げる動きがまとまって繰り返される場合は、早めに小児科へ相談してください。
通園・通学の目安と配慮
病名だけで一律に登園・登校や運動を制限するものではありません。発作の状態に合わせ、主治医と活動範囲を相談します。発作時の対応、救急薬の扱い、水泳などで必要な見守りを園・学校と共有します。
登園・登校の目安一覧を見る →