おしっこの病名案内

夜の尿量と膀胱の働きなどが関係し、本人の努力不足ではありません。生活の調整と必要な治療を一緒に考えます。

夜尿症

どんな病気?

一般に5歳を過ぎても睡眠中のおもらしが繰り返し続く場合に、夜尿症として評価します。夜に作られる尿の量、膀胱にためられる量、睡眠中に尿意で目覚める仕組みなどが関係します。しつけが悪い、怠けているといった問題ではありません。

受診時に確認すること

夜尿の回数、昼間の尿もれや頻尿、便秘、いびき、水分のとり方を確認します。一度半年以上おさまってから再び始まった場合、急に水をたくさん飲む・尿が増える場合も伝えてください。尿検査などで、糖尿病や尿路の病気などが隠れていないか確認することがあります。

家庭でできること

叱らず、焦らせず、本人が取り組めたことを認めましょう。日中の水分は必要量をとり、夕方以降の一度に多い飲水を見直し、寝る前に排尿する習慣を整えます。昼間から極端に水分を減らしたり、のどが渇いているのに飲ませなかったりしないでください。毎晩無理に起こすことも、自己判断で続けず相談します。

治療の選び方

生活調整に加え、尿が出始めたことを知らせるアラーム療法や、夜間の尿量を調整する薬などを検討します。効果が出るまでの期間や家庭での負担が異なるため、本人の希望も踏まえて選びます。薬によっては服用前後の飲水に重要な注意があり、処方時の説明を必ず守ってください。

相談するタイミング

本人が気にしている、宿泊行事が心配、昼間にも症状がある場合は、自然に治るまで待つだけでなく相談できます。排尿時の痛み、発熱、強い口渇、体重減少がある場合は早めに受診してください。短期間の成功・失敗だけで評価せず、記録を見ながら治療を調整します。

通園・通学の目安と配慮

夜尿症を理由に登園・登校を控える必要はありません。宿泊行事は本人の気持ちとプライバシーに配慮し、必要な着替えや服薬の扱いを事前に相談します。周囲に知らせる範囲も本人・家族で確認しましょう。

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参考情報

情報確認日:2026年10月8日

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