呼吸器・耳の病名案内
鼻水、のどの痛み、咳などを起こす身近な感染症です。多くはウイルス性で、抗菌薬が必要かどうかは診察で判断します。
かぜ(急性上気道炎)

どんな病気?
主にウイルスが鼻やのどに感染して起こります。鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱などが順に現れることもあり、回復しても咳だけがしばらく残る場合があります。小さな子はさまざまなウイルスに初めて出会うため、かぜを繰り返すことがあります。
診察では何を確認する?
症状が始まった時期と変化、呼吸、水分摂取、尿、機嫌を確認し、肺炎、中耳炎、ぜんそくなど別の病気や合併症がないかをみます。毎回すべてのウイルス検査や血液検査が必要なわけではありません。診断後も経過が変われば、改めて評価することが大切です。
抗菌薬は必要?
抗菌薬は細菌に対する薬で、通常のウイルス性のかぜを早く治す効果はありません。不要な使用は下痢や発疹などの副作用、薬の効きにくい菌の問題につながります。鼻水の色だけで細菌感染とは判断できません。抗菌薬が必要な別の病気がある場合に、適切な薬を選びます。
家庭でできるケア
水分と休息を確保し、鼻づまりが哺乳や睡眠を妨げる場合は、負担の少ない鼻のケアを相談します。市販のかぜ薬を重ねて使ったり、大人の薬を量だけ減らして与えたりしないでください。受診時には使った薬の名前を伝えましょう。
再受診の目安
熱が長引く、一度改善してから再び悪化する、耳を痛がる、咳が続いて眠れない場合は再受診を。生後3か月未満の発熱、息苦しさ、飲めない、尿が減る場合は早めの診察が必要です。受診の判断は体温だけでなく、お子さん全体の様子で行います。
登園・登校の目安
熱が下がり、食事・水分がとれ、園や学校で過ごせる元気が戻ってから再開を相談します。咳が強く眠れない、活動で息苦しくなる場合は無理をしません。別の感染症と診断された場合は、その病気の基準に従います。
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