呼吸器・耳の病名案内
発作のように続く咳が特徴ですが、乳児では目立つ咳がなく呼吸が止まることもあります。早めの診断と感染対策が大切です。
百日咳
どんな病気?
百日咳菌による感染症です。最初は鼻水や軽い咳など、かぜに似ています。次第に短い咳を繰り返し、咳の後に吐く、息を吸うときに音がする、といった特徴が出ることがあります。年長児や大人では長引く咳だけの場合もあり、家族から乳児へうつることがあります。
乳児で特に注意すること
小さな赤ちゃんは、典型的な激しい咳が出ないまま、呼吸が止まる、顔色が悪くなる、ミルクが飲めなくなることがあります。乳児に咳があり、家族にも長く続く咳がある場合は、その情報を必ず伝えて早めに受診してください。ワクチン接種済みでも感染を完全には否定できません。
診断と治療
咳の始まった時期や接触歴を確認し、時期に合った検査を選びます。抗菌薬は、とくに早期に使うことや周囲への感染を減らすことに意味があります。一方、咳が続く段階では、菌を減らしても咳がすぐには止まらない場合があります。治療が終わっても咳が残ることと、感染対策が不要かどうかは分けて考えます。
家庭での対応
少量ずつ食事や水分をとり、たばこの煙など咳を誘う刺激を避けます。咳の発作の回数、嘔吐、睡眠への影響を記録してください。同居家族、とくに乳児や妊婦などへの対応は、接触の状況に応じて医師に相談します。
登園・登校の目安
救急・登園の目安
呼吸停止、唇が青い、反応が乏しい場合は119番へ。飲めない、咳のたびに顔色が変わる場合も急いで受診します。出席停止は、特徴的な咳がなくなるまで、または適切な抗菌薬による5日間の治療が終了するまでが基準です。薬の変更があった場合も含め、再開日を確認してください。
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