感染症の病名案内

口の痛みと手足の発疹が特徴です。発疹の数よりも、飲めているか・元気が保たれているかを確認します。

手足口病

どんな病気?

コクサッキーウイルスなどのエンテロウイルスによる感染症で、口の中、手のひら、足の裏などに小さな水疱や発疹が出ます。お尻やひざ、体に広がる場合もあります。発熱が目立たない子もいますが、口の痛みで食事や水分がとりにくくなることがあります。原因ウイルスが複数あるため、何度かかかることがあります。

診察と治療

発疹の場所や口の中の様子、経過から診断することが多く、通常はウイルスの種類まで調べる必要はありません。特効薬はなく、痛みや脱水に対応しながら回復を待ちます。抗菌薬では治りません。

口が痛いときの工夫

熱いもの、酸っぱいもの、塩気の強いものを避け、なめらかで飲み込みやすい食事にします。一度にたくさん食べさせず、少量ずつ水分をとれるようにしてください。食事量より、尿の回数、口の乾き、涙の出方、元気の変化が受診判断の手がかりです。

こんな変化は早めに受診

飲めずに尿が減る、ぐったりする、嘔吐を繰り返す、強い頭痛がある、高熱が続く場合は受診します。意識や呼吸がおかしい場合は救急対応が必要です。まれな合併症を見逃さないため、単に「発疹の病気」と考えず全身を観察しましょう。

登園・登校の目安

登園と回復後の注意

熱がなく、普段の食事がとれ、元気なら登園を相談できます。発疹が完全に消えるまで待つ必要は通常ありません。回復後もしばらく便にウイルスが出るため、おむつ交換・トイレの後の手洗いを続けます。数週間後に爪が浮いたりはがれたりすることがあり、多くは生え替わりますが、痛みや化膿があれば受診してください。

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参考情報

情報確認日:2026年10月8日

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