感染症の病名案内

頬の赤みや腕・脚の網目状の発疹が特徴です。発疹が出る前にうつりやすく、妊娠中の家族への配慮も必要です。

伝染性紅斑(りんご病)

どんな病気?

ヒトパルボウイルスB19による感染症です。軽いかぜのような症状のあとに両頬が赤くなり、腕や脚にレースのような模様の発疹が広がります。頬の赤みが目立たない場合や、かゆみ、関節の痛みが出る場合もあります。

感染する時期が特徴です

周囲にうつしやすいのは、特徴的な発疹が出る前の時期です。発疹が出たころには、一般に感染力は大きく低下しています。そのため、発疹に気づいてから隔離するだけでは感染拡大を防ぎきれません。普段からの手洗い、咳エチケット、飲み物の共用を避ける対策が大切です。

診察と家庭でのケア

発疹の形や経過、周囲の流行から診断することが多く、すべての子に血液検査が必要なわけではありません。特別な治療をせず回復することが多い病気です。日光、運動、入浴などで赤みが再び目立つことがありますが、それだけで再感染や悪化とは限りません。かゆみが強い場合は相談してください。

家族に妊婦さんがいる場合

妊娠中に感染すると胎児に影響が出ることがあるため、接触したことをかかりつけの産科に伝えて相談してください。接触しただけで胎児への影響が決まるわけではありません。溶血性貧血や免疫が低下する病気のある方も、個別の確認が必要です。

登園・登校の目安

受診・登園の目安

顔色が悪い、強いだるさや息切れがある、熱が続く場合は受診します。発疹があっても発熱などがなく元気であれば、通常は登園・登校できます。園・学校には病名と経過を伝えましょう。

登園・登校の目安一覧を見る →
病名一覧へ戻る ↑

受診・相談と関連する症状